2025.06.20 (金)
あなたの家、大丈夫ですか?シロアリ・コウモリ・ネズミ・ハクビシン…住宅をむしばむ害獣被害とは
こんにちは。KYOWA HOME課長の細川です。
今回は、意外と身近な「住宅の害獣被害」についてお話しします。
「うちは大丈夫」と思っていませんか? 実は、多くの住宅で見えないところから被害が進行しているケースが多々あります。今回は特に被害が多い シロアリ、コウモリ、ネズミ、ハクビシン に焦点を当て、それぞれの特徴と被害例、対策を紹介します。
◆ シロアリ:沈黙の破壊者

シロアリは木材を好み、床下や柱など住宅の構造部分を食い荒らします。見た目には異常がなくても、内部がスカスカになっていた…なんてことも。
主な被害
- 床がギシギシ音を立てる
- 壁に穴があく
- 家の耐震性が低下
対策
- 定期的な床下点検
- 防蟻処理(薬剤・ベイトシステムなど)
私の家も被害にあいました。ある日突然、玄関床タイルの上が蟻だらけになっていて腰をぬかしそうになるくらいビックリしました。後日、シロアリ駆除業者に来てもらって対処してもらいました。
◆ コウモリ:夜の侵入者
コウモリは屋根裏や換気口から侵入し、糞尿による悪臭・ダニの発生を招きます。法律で保護されているため、勝手に駆除はできません。
主な被害
- 屋根裏の悪臭
- フンによるカビや菌の繁殖
- ダニやノミの発生
対策
- 侵入口の封鎖(時期に注意)
- 専門業者による追い出し+清掃
◆ ネズミ:家中を駆け回る小さな厄介者
ネズミは小さな隙間から侵入し、配線をかじったり、食べ物を荒らしたりします。繁殖力も高く、放置は危険です。
主な被害
- 電気配線をかじられ、火災の危険
- 糞尿による衛生被害
- 食品被害
対策
- 粘着シートや超音波機器の設置
- 隙間の封鎖
- プロによる駆除+再発防止策
◆ ハクビシン:かわいい顔の厄介者
ハクビシンは愛らしい見た目ですが、屋根裏に住みつき夜中に騒音を立てたり、フンで断熱材を台無しにしたりします。
主な被害
- 夜間の騒音(ゴトゴト、ドスンドスン)
- 天井からの異臭
- フンによる断熱材の劣化
対策
- 侵入口の調査と封鎖
- 捕獲は許可が必要なため、専門業者に相談
被害を防ぐには?定期的なチェックと早めの対応がカギ!
これらの害獣は、「気づいたときにはもう遅い」というケースが多いです。家の異変に気づいたら、自己判断せずに専門の調査を依頼しましょう。
最後に:大切な家を守るために
マイホームは人生で最も大きな資産のひとつ。見えない害獣から守るためにも、「予防」と「早期対応」が大切です。この記事が、皆さんの家を守るきっかけになれば嬉しいです。